阪急杯2025

 
メッシ
今回は土曜日の阪急杯について語ろうと思うわ。
今となっては超有名なオーナーの馬やな。
阪急杯2025の注目馬は一番下に書いとる。安心してほしい

第2回名馬クロニクル 阪急杯編

2012年阪急杯

1番人気は前走G2阪神カップを豪快に差し切り勝ちしたサンカルロ。2番人気は東京新聞杯から中2週での出走となったガルボ

この他にもスズカマンボの妹スプリングサンダーや、前年の北九州記念を勝ったトウカイミステリーなど、G3にしては好メンツが揃ったレースとなりました。

レースは7番オーセロワが好スタートを見せるも、内から3番メモリアルイヤーが主張し先頭へ。以降馬群は団子状態になるも、前半3Fは33.9とスプリント戦らしい澱みのない流れとなります。

3、4コーナーで馬群がギュッと固まり、道中3番手で進んでいた[この馬]が、手ごたえ十分に直線で早め先頭に立ち、後続を突き放します。直線半ばで、外を回したスプリングサンダーとサンカルロが猛然と脚を伸ばしてきますが、差は中々縮まりません。

最後までリードをキープした[この馬]が見事勝利。嬉しい重賞初制覇となりました。

デビューは3歳7月

[この馬]のデビューはなんと3歳の7月でした。

未勝利戦(ダート1,400ⅿ)でデビューし3着と好走。しかし、その後3戦連続で1番人気に推されるも4着→6着→3着と未勝利を脱出できず、地方・名古屋競馬へ移籍します。

名古屋では初戦こそ敗れるも、その後は人気に応え2連勝。地方で2勝したことでJRA500万下(現1勝クラス)への復帰が叶います。4カ月の休養後、2011年5月、JRA復帰後2戦目となったレース(4歳以上500万下(ダート1,400ⅿ))を勝ち、見事JRA初勝利を達成。

[この馬]のターニングポイントは、次走1000万下で芝に挑戦したことでしょう。

芝初挑戦となったレースで見事勝利。以降は活躍の場を芝の短距離路線に移します。2011年11月の醍醐ステークス(1,600万下(現3勝クラス))を勝ち、4歳末に遂にオープン馬へ。JRA復帰後は7戦4勝で掲示板を外したのは2回でした。レースでは安定したスタートから先団に取り付き、直線で抜け出す正攻法の走りを見せました。

そして2012年

1月のシルクロードステークスで重賞初挑戦するも、ハイペースとなった展開を粘り切れず6着。さすがに重賞初挑戦・初制覇とはなりませんでした。ちなみに勝ち馬は、その後日本スプリント界のレジェンドとなるロードカナロアです。

敗れたとはいえ、持ち前のスピードは重賞でも十分通用することを示した[この馬]は、次走を阪急杯に定めます。阪神1,400mは1,000万下のレースで圧勝した舞台。陣営もある程度の自信をもって送り出した事でしょう。結果は前述の通り、見事重賞初制覇を果たすのです。

[この馬]の名は?

阪急杯勝利後は、G1高松宮記念に挑戦。オーナーのG1初挑戦を飾り、多くのメディアが注目していた記憶があります。

結局G1での勝利はありませんでしたが、2012年・2013年のCBC賞を連覇するなど、引退する2015年まで短距離戦線で戦い続けました。

引退後は種牡馬入りし、地方ではありますが5頭の産駒から2頭勝ち上がっています。

大魔神・佐々木が馬主として活躍するきっかけになった名は…


 

2012年阪急杯覇者 マジンプロスパー

阪急杯2025注目馬

ダノンマッキンリー

3歳春のファルコンステークス、秋のスワンステークスを勝っているように、早くも1,400ⅿマスターの地位を確かなものにしようとしている。前走阪神カップは、ポジションを取りたがるC・デムーロとの相性の悪さから道中力みっぱなしで11着。今回の鞍上は、ファルコンステークスと同じ北村友一Jになるので、末脚を活かす形に持ち込められれば勝利も見えてくるだろう。

ソーダズリング

阪神カップでは馬場の悪い内々を通らされてたものの、鋭く脚を伸ばして6着(0.3秒)。京都牝馬ステークスを制しているように、京都1,400ⅿは得意としているようだ。今回は斤量が1キロ軽くなり、枠順も若干外寄りになったことはこの馬にとっては好条件だろう。良血の牝馬が再び重賞ウィナーになる姿は、容易に想像できる。

トラヴェスーラ

前走の阪神カップは、この馬にしてはかなりお行儀の良いレースになった。道中は好位6番手から進むものの、直線では外から伸びてきた各馬に伸び負けし、7着。結果論であるが、もう少し豪快なレースをした方が長所が活きるのではないだろうかと思われた。今回の鞍上は、癖馬専門家の池添J。再びその末脚を爆発されられれば、2着や3着は十分狙えるだろう。明けて10歳になった超ベテランホースの活躍に期待したい。

 

 
メッシ
今回注目した馬は、カンチェンジュンガやね。

1,200ⅿでは追走に苦労しとるから、1,400ⅿになったら多少追走も楽になるやろ。外枠に入ったし、外から末脚を爆発させる姿が容易に想像できるんや。

◎カンチェンジュンガ 単複
 

 

フェブラリーステークスの動画は?

2月22日(土)20時に公開します。

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