フェブラリーステークス2025

 
メッシ
フェブラリーステークスの注目馬は
2/22(土)の夕方にでも記事後半に記載しとく。
この馬の力を改めて実感するレースになるやろうと思う。
安心してほしい。

2/16㈰は京都記念と共同通信杯が開催されました。

京都記念は7歳馬ヨーホーレイクが見事勝利。

1番人気チェルヴィニアが着外になる波乱の結末となりました。ヨーホーレイクは鳴尾記念に続いて重賞3勝目を達成し、春のG1でも楽しみな存在となりました。

共同通信杯はマスカレードボールが直線弾けて1着。

父ドゥラメンテが勝てなかったレースを見事勝利しました。これでクラシック参戦は確定的。脚質的にもダービーが楽しみな1頭です。妥当クロワデュノールの最有力候補は、やはりこの馬でしょうか。

来週はいよいよ2025年初のG1フェブラリーステークスが開催されます。

今年から当週開催のG1レースについて、①歴代勝ち馬から1頭紹介する記事「名馬クロニクル」と②今年の注目馬を記事にしたいと思います。

第1回名馬クロニクル フェブラリーS編

英雄がいた時代

2005年は競馬ファンにとって忘れられない1年になりました。人によっては「2005年」という文字だけでこの馬を思い出す人もいるでしょう。この年、ディープインパクトが無敗の三冠馬となるのです。翌年の凱旋門賞での失格というショッキングな出来事もありましたが、競馬界の歴史を作った存在であることに疑いの余地はありません。競馬ファンがもっとも凱旋門賞制覇を意識した存在だったと思っています。

この時、金子真人オーナーの右手には「英雄」がいて、そして左手には、今回紹介する彼がいたと思っています。

デビューは芝

彼は2004年7月、新潟競馬場芝1,400mでデビューしました。夏に2戦芝で走るも勝ち上がることはできず、勝ち上がりは年明け2月のダート1,800m戦。9番人気ながら後続に7馬身差をつける圧勝で初勝利を飾ると、次走500万下のレースも圧勝しダートで2連勝します。

その後再び芝に挑戦し、G3毎日杯に出走するも7着。やはりダート馬、という評価がほぼ確定することになりました。

ダート界の新星から最強馬へ

その後、端午ステークス、ユニコーンS、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリと4連勝。いずれのレースも好位から抜け出して突き放す危なげない勝利で、秋に控える古馬との対戦が楽しみになりました。

迎えた秋はG3武蔵野Sから始動。サンライズバッカスをとらえきれず2着となりますが、次走ジャパンカップダートは抜け出したシーキングザダイヤをハナ差捕らえ古馬混合G1を見事勝利。最高の状態で3歳シーズンを終えます。

2006年4歳となった彼は、始動戦にG1フェブラリーステークスを選択します。

レースはメイショウボーラーがハイペースで逃げ、前半3Fは33.9を記録。まるでスプリント戦のような展開になります。4コーナー直線で後続が殺到する中、先に抜け脱したシーキングザダイヤをあっという間に捉え先頭に立ちます。3番手集団に位置していたヴァーミリアンやブルーコンコルドが競り掛けようとしますが、彼は後続を全く寄せ付けず突き放す一方。最後は3馬身の差をつけて圧勝。この勝利で「現役最強ダート馬」の称号を手にしました。

あらためて結果を見ても、2着〜5着が非常に豪華なレースでした。



フェブラリーステークスを勝利後は、ドバイワールドカップに挑戦し5着と健闘。その後屈腱炎で2年間、骨折で1年間の休養を挟みながらも、不屈の精神で何度も復活した彼はG1通算7勝を記録します(JPN1含む)。名前の由来はハワイ語で『雷の妖精』。そんな彼を競馬ファンは敬意を込めて『雷帝』と呼ぶのです。

2006年、金子真人オーナーの右手には『英雄』が、そして左手には『雷帝』が確かにありました。京都記念を勝ったヨーホーレイクと同じ【黒,青袖,黄鋸歯形】の勝負服は、20年以上経った今も競馬界のトップを走り続けています。



2006年フェブラリーステークス覇者。

後に『砂のディープインパクト』と呼ばれた彼の名は、カネヒキリ。

 

2006年フェブラリーステークス

 

フェブラリーステークス2025 有力馬

コスタノヴァ

根岸ステークスは4馬身差の圧勝。通算5戦5勝と大得意とする東京ダートコースで悲願のG1初勝利を目指す。2/17時点で鞍上未定なのが若干不安ではある。

エンペラーワケア

本番と同コースで開催される武蔵野ステークスを完勝。これまで一貫して1,400ⅿを使われてきたが、この勝利で距離不安も払拭できたと思われる。川田将雅は海外遠征のため、鞍上は横山武史。

サンデーファンデー

プロキオンステークスを勝ち優先出走権獲得。1年前は2勝クラスにいたが、昨年秋に本格化し重賞連勝。ついにG1レースにたどり着いた。初のG1、初のマイル戦と超えなければならない壁は多いが、ここを好走できれば一気にダート界の中心馬になれそう。音無厩舎ラストG1を飾りたい。

メイショウハリオ

個人的に超注目馬。

2023年フェブラリーステークスで3着。その後不調で成績を崩すが、ここ2戦は3着→2着と好走。大箱のマイルがベストな馬で、1,400ⅿ好走馬が多数出走する今回は、この馬の末脚が活きるレースになりそう。ちなみに鞍上浜中俊は筆者と同い年です。

 
メッシ
メッシの本命馬:◎ペプチドナイル
ハイペースでもしぶとく前で粘れるのは昨年のこのレースで証明済やね。

コスタノヴァが前走1,400m、エンペラーワケアが最内という不安材料があるし、5番手あたりから押し切るレースが出来れば、連覇もあり得るやろ。

2025年は藤岡佑介の年になる。安心して馬券を買ってほしい。

ついにG1シーズンが開幕

2025年もYouTube、tiktokの投稿を続けていきます!


今年もどうぞよろしくお願いします。

 
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